【ドラム練習】ドラムなし・スティックなしの練習10選。自宅練習で差をつけろ

ドラムなしのドラム練習方法サムネイル

ドラムという楽器は、ギターやベースと違って練習環境が限られています。

当然、自宅にはドラムセットを置けないので、大多数のドラマーは練習パッドを叩いて練習するのが普通です。

よって、ドラムを自宅で練習するなら、最低でもスティックだけは用意しておきたいところです(練習パッドがあれば、尚よし)。

しかし、ドラムを始めたばかりのドラム初心者の中には、練習パッドもスティックも持っていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ぶっちゃけ、ドラムの練習はドラムなし・練習パッドなし・スティックなしでも十分に可能です。

ここでは、ドラムなし・練習パッドなし・スティックなしでできる、効果的なドラムの練習方法についてご紹介します。

補足
ドラムなし・練習パッドなし・スティックなしという状態のとき、参考にしてみてください。

ドラムなしの練習方法1.4Wayトレーニング

ドラムなしで出来る練習で、なおかつ効果絶大なのが4Wayトレーニングです。

4Wayトレーニング(4Way練習)とは、右手・左手・右足・左足をそれぞれ独立させるための練習です。

この練習はプロドラマーも取り入れている練習であり、

  1. 簡単に出来る
  2. 道具なしで出来る
  3. 効果絶大

という三拍子が揃った練習方法です。

ハッキリ言って、ドラムが上手くなりたいなら毎日やらない理由がありません。

ドラム初心者に強くおすすめしている練習方法です。

私自身、「もっと早くに知っておけばよかった…」と思っているほどです。

4way練習の具体的なやり方については、ドラム初心者でも出来る4ウェイ練習のやり方を参考にしてください。

ドラムなしの練習方法2.練習メニューを考える

ドラムなし・スティックなしという状況なら、次にスタジオに入るときの練習メニューを考えてみるのも立派なドラムの練習です。

私の場合、

  1. 練習パッドを使った練習メニュー
  2. スタジオを2時間利用するときのメニュー
  3. スタジオを3時間利用するときのメニュー

というように、常に3つの練習メニューをストックしています。

ベースの部分は同じで、自分が今習得したいテクニックや、自分に足りないものを考えたうえで、どの練習をどれだけやるのか?を考えています。

例えば、リズム感を強化したいならリズムトレーニングの基本であるチェンジアップの時間を増やし、その分、アクセント移動の時間を減らす、という感じです。

今自分に足りないものは何か?

自分が叩きたい曲を叩くために必要なテクニックは何か?

そのためにはどんな練習が必要なのか?

このように、自分で頭を使って練習メニューを考えることも、立派なドラムの練習の一つです。

ドラムなしの練習方法3.好きな曲・叩きたい曲を聴く

好きな曲や叩きたい曲を聴くだけでも、十分にドラムの練習になります。

もちろん、ただ曲を聴くだけではいけません。ドラムの音に集中して聴いてみてください。

例えば、ハイハットだけ集中して聴いてみたり、バスドラだけ集中して聴いてみたり、スネアだけ聞いてみたりなどです。

このように各音をバラバラに聞いてみると、今まで気づかなかった新しい発見があります。

例えば、今まで複雑に聞こえていたフレーズだったのに、実はハイハットは4分音符を刻んでいるだけだった…という感じです。

補足
余談ですが、デレステ楽曲「fascinate」のサビのドラムです。デレステ(音ゲー)では「リズム難の譜面」となっていますが、実際のところ大したことはありません

各音に集中して聴くことは、ドラムの耳コピの基本でもあります。

日ごろからこのように意識しておけば、いざ耳コピするときに役に立ちますので、自宅で出来るドラムの練習の一つとして、ぜひやってみてください。

ドラムなしの練習方法4.耳コピ・採譜に挑戦

先ほどと少しかぶりますが、ドラムなしの練習方法の一つに、ドラムの耳コピ・採譜があります。

好きな曲・叩いてみたい曲があるなら、ぜひその曲を耳コピ・採譜してみてください。

ドラムの楽譜の読み方が分からない…という方は、ドラムの音符の読み方をマスターしたうえで、ドラム譜の読み方を分かりやすく説明してみたを参考にしてください。

耳コピに挑戦する際の注意点としては、完璧にやろうとしないことです。

もちろん、完璧に耳コピ出来るに越したことはありませんが、最初のうちは全くできないのが当たり前です。

1曲はおろか、1小節のフレーズすら、完全にコピーすることはできないでしょう。

しかし、ドラム初心者のうちはそれが当たり前です。あなただけではありません。

少しずつ少しずつ耳コピを繰り返していけば、急に「 あれ!?なんか簡単に聞き取れるようになっている!!」と感動するときが来ます。

耳コピは、はっきり言って慣れです。たくさんの量の耳コピをこなしていけば、次第に耳が慣れてきて、聞き取れるようになります。

補足
ちなみにですが、何十回・何百回聞いても聞き取れないフレーズが出てくることも珍しくありません。

どんなに聞いても聞き取れないフレーズは、自分なりにアレンジしてしまいましょう。

後述のように曲中のフレーズを自分なりにアレンジするのも、ドラムなしで出来る練習の一つです。

ドラムなしの練習方法5.曲のアレンジに挑戦してみる

ドラムなしの練習方法の一つとして「曲のアレンジ」があります。

好きなバンドの曲をアレンジするのはもちろん、打ち込みの曲を生ドラムにアレンジしてみるのも面白いでしょう。

私の場合、大好きなデレステ楽曲をツーバスにアレンジして叩いています。

曲の要所にスプラッシュシンバルを入れたり、フィルインにポリリズムを使ったりなど、ちょっとした工夫で曲の雰囲気が大きく変わるので、そのようなアレンジを考えてみてもいいかもしれません。

ただし、曲をアレンジする際は、その曲の雰囲気を壊さないように注意しましょう。

バンドで演奏するときにそんなことをすると、間違いなく煙たがられます。

補足
ぶっちゃけバンドにおけるドラマーは、派手なフィルインを叩けるよりもノリのいいビートだったり正確なリズムを刻める方が重宝されます。悲しいかなこれが現実です

ちなみに私の場合、お遊びで曲の雰囲気をぶち壊すようなフレーズを考えて、実際に叩いたりしています。

しっとりバラードの曲に度肝を抜くようなツーバスを入れたフィルインをぶっこむなど、誰もが「なんで!?」と思うアレンジです。

一人で叩く分には誰も文句は言わないので、そのような楽しみ方もアリです。

曲のアレンジはフレーズの引き出しを増やすことにもつながりますし、何よりとても楽しめる練習です。

ドラムなしの練習方法6.ほかのドラマーの演奏を見る

ドラムなしの練習方法の中でも特におすすめなのが「ほかのドラマーの演奏を見る」という練習です。

憧れのドラマーの演奏を見るのもいいですし、今ではyoutubeで色々なドラマーの演奏を見ることができるので、興味があるドラマーの演奏はどんどん見てみましょう。

ハッキリ言って、アマチュアで活躍しているドラマーのレベルもめちゃくちゃ高いです。すごく勉強になります。

当たり前ですが、ほかのドラマーの演奏を見るといっても、ただ演奏を見るだけではありません。

  • スティックの握り方
  • 指・手首・腕の動き、使い方
  • スティックのふり幅・高さ
  • フィルインのスティックの軌道
  • ツーバス・ツインペダル、ハイハットペダルの踏み方  など

まだまだ注目すべき点はたくさんありますが、ただ演奏を見るのではなく、このように色々な観点から分析してみてください。

なお、他のドラマーの演奏を見る際の注意点としては、今の自分の実力と比べてはいけないということです。

「この人のようになりたい!」と練習に力が入るのなら良いのですが、「それに比べて自分はなんてダメなんだ…」と卑下してはいけません。

ドラム初心者が挫折しない5つの方法でも解説しましたが、自分と他人を比べると挫折の原因になってしまいます。

ドラム初心者がアマチュア、プロドラマーよりも下手なのは当たり前です。

補足
あなたが憧れているかっこいいドラマーも、初心者の頃は下手だったはず。

YOUTUBEですごい演奏をされている方たちは、とてつもない練習を積んでその技術を身につけています。

正しい練習をしっかり行えば、誰でも上手くなれるのがドラムという楽器です。

ほかのドラマーの演奏を見る場合は、自分と比較するのではなく、「技術を盗もう」「ほかの人のドラムの叩き方を参考にしよう」と考えながら見ることをおすすめします。

ドラムなしの練習方法7.自分の演奏の見直し

ドラムなしの練習方法の中でも、上手いドラマーならみんなやっているのが自分の演奏の見直しです。

例えば、「家で練習パッドを叩くときは、鏡を見ながらフォームを確認する」「スタジオの個人練習の時は、必ず録音・録画する」などです。

録音・録画した自分の演奏を確認する際は、

  1. 叩くときのフォームはどうか
  2. 音の粒はそろっているか
  3. 音量バランスはどうか
  4. リズムはズレていないか
  5. タムタムをちゃんと鳴らせているか

などを客観的に確認していきましょう。

補足
個人的には、下手なドラマーほど自分の演奏を全く分析していない傾向があると思っています

私の場合、上記の5つのほか、「自分の憧れのドラマーのフォームに近づけているか?」も確認しています。

今ではスマホの録音・録画機能でも十分に演奏の見直しは可能なので、ドラムを練習するときは、必ず自分の演奏を録音・録画して見直すようにしましょう。

ドラムなしの練習方法8.イメージトレーニング

ドラムなしの練習方法に「イメージトレーニング」があります。

イメージトレーニングと聞くと、「そんなもん科学的根拠はあんの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

実際のところ、イメトレの有用性はすでに科学的に証明されており、スポーツ選手のトレーニングにも取り入れられています。

スポーツの上達と音楽の上達は共通する部分が多くあるので、ドラマーなら取り入れない理由はありません。

補足
私はイメージトレーニングのほかにも、瞑想を行っています。

ドラマーのイメージトレーニングの練習方法は色々あります。

例えば、

  1. ライブに出て好きな曲を自在に叩いているイメージ
  2. 目の前にあるドラムセットを叩いているイメージ
  3. 憧れのドラマーと同じフォームでドラムを叩いているイメージ

などです。

こうしたイメトレはドラム練習のモチベーションを高めてくれるほか、手続き記憶の定着にも役立ちます。

補足
手続き記憶とは、「楽器の弾き方」など体の動きに関する記憶のことです。ドラムをきれいなフォームで叩くためにもイメトレは欠かせません。

幸い、私は妄想が特技なので、この練習(イメトレ)は全く苦になりません。

いずれにしても、イメトレが有用なことは科学的に証明されていますので、ぜひドラムなし・スティックなしの練習方法として取り入れましょう。

ドラムなしの練習方法9.ドラム関連の本を読む

ドラムなしの練習方法で一番手軽なのがドラム関連の本を読む、というものです。

要するに、本を読んでドラムの知識をつけましょうということですね。

ドラムに限らず、楽器を上達させるためにはとにかく楽器に触れることが重要ですが、情報収集も練習の一つとして取り入れましょう。

リットーミュージックさんが毎月出しているリズム&ドラムマガジンを読むのもいいですし、ドラム初心者ならドラムの入門書を読むのもおすすめです。

色々な本に目を通しておき知識を蓄えておけば、機材選びや実際の演奏にも役に立ちます。

補足
例えば「芯のあるスネアの叩き方」を本で読んだら、すぐさま次のスタジオ練習で実践する、などです。本の内容を実践することも立派な練習です

また、すでに読み終わった本は「読んだから終わり」、ではなく、定期的に読み返すことをおすすめします。

なぜなら、 ドラマーとして経験を積んだ後に同じ本を読むと、新しい発見があるからです。

「あぁ、この本のこの部分は、こういうことを言っていたんだ」と、ドラム初心者の頃にはわからなかったことが理解できるようになります。

ちなみに、私がドラム初心者におすすめしている本が新・ドラマーのための全知識 新装版(全知識シリーズ)です。

何事にも言えることですが、物事を理解するためにはまずは「全体像を理解すること」が極めて重要です。

ドラムという楽器を深く理解するために、まずは全体像の理解から始めてみてください。そのために、ドラマーのための全知識は非常におすすめです。

補足
私にとって、ドラムの教科書のような本です。

ドラムなしの練習方法10.ドラム関連の情報収集

ドラムなしの練習方法の10個目は、ドラム関連の情報を収集するというものです。

「ドラム関連の書籍を読む」と少しかぶりますが、ここでいう情報収集とは書籍以外からの情報収集を意味します。

ドラムに関する知識を収集できるのは、何も本だけではありません。

  1. ドラム教室の先生に率直な疑問をぶつけてみる
  2. ドラム仲間と情報交換してみる
  3. 検索エンジンやSNSから情報を得る
  4. 楽器屋さんのドラム担当者から機材の話を聞く
  5. 自分の演奏をほかの人に聞かせて、意見をもらう

など、情報収集の手段はいくらでもあります。

私の場合、検索エンジンやTwitterが主な情報収集減になっていますが、必ず行っていることが「お、これいいな」と思った情報をメモするというものです。

例えば、「練習パッドを使った練習方法として、こんなものがあります」と投稿されていたら、それをスクショして実際に叩いてみる、などです。

そして、自分で気づいたことがあればスマホのメモ帳などにメモをしています。

今では、貴重な情報がいくらでも手に入るので、これを利用しない理由はありません。

周囲の人たちやインターネットなどを上手く活用して、あなたにとって役立つ情報を色々と集めてみてください。

ドラムなし・スティックなしの練習方法まとめ

ここまで読み進めてすでにお気づきだと思いますが、何も技術を磨くだけがドラムの練習ではありません。

ドラムに関する情報を収集したり、自分の演奏やほかのドラマーの演奏を分析したり、機材の勉強をしたりするのも、立派なドラムの練習方法です。

何も手元にないから、何も練習できない…」というのは、ただの思考停止です。

そうではなく、「今の自分の限られたリソースで何ができるのか?」を常に考えてみてください。

これをやるだけで、環境を言い訳にして何もしないドラマーと圧倒的な差をつけることができます。

何事にも言えますが、自分で考えない人間は決して成長できません。ドラムの演奏も同じです。

ドラマーとしてステップアップしていくためにも、しっかりと今の自分の環境に合わせた練習を行ってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です