【完全攻略】ドラム譜(楽譜)の読み方を超わかりやすくまとめてみた

ドラム譜の読み方のサムネイル画像

ドラム初心者によくある悩みの一つが「ドラム譜が全く読めない…」というものです。

当たり前ですが、そう悩んでいるのはあなただけではありません。

普段から楽譜を読んでいる方でない限り、最初からドラム譜が読める人なんていないからです。

ドラム譜を読むのは語学学習と全く同じです。普段から英語に触れていない方が、英語で書かれた文章を読めるはずがありません。

逆に言えば、読み方さえ理解すれば、誰でも必ず読めるようになるということです。あなたが今この文章をスラスラ読んでいるように、コツさえつかめばドラム譜はスラスラ読めるようになります。

ドラム初心者であろうが必ず読めるようになります。必ずです。断言します。

ですので、「ドラム譜を読むのは難しい…」←この先入観は捨ててください。

余計な先入観は理解の邪魔になるだけです。

ドラム譜の読み方にはコツがある。この3つのステップを順番にこなせばOK

ドラム譜の読み方のコツは、以下の3つのステップを順番にこなしていくことです。

ドラムの楽譜を読むための3つのSTEP

  1. ドラムの音符の読み方を理解する
  2. 4分音符・8分音符、拍子などのリズムを理解する
  3. リピート記号など曲の構成に関わる記号を理解する

上記の3つのステップが「ドラム譜を読むための全体像」です。

何事にも言えることですが、より理解するためには「まずは全体像を把握すること」が極めて重要です。これは科学的に証明されています。

なので、まずは上記の3つのステップを頭の中でイメージしながら、当記事を読み進めていってください。

では、ドラム譜の読み方を徹底的に解説していきます。

ドラム譜の読み方1.「まずはドラムの音符」を理解する

ドラム譜を読むためのSTEP1は、ドラムの音符の理解です。音符と聞くと何だか頭が痛くなりそうですが、誤解を恐れずに言えば、ドラムの音符は簡単すぎてあくびが出るほどです。

理由は、ドラムはほかの楽器に比べて覚える音符が少ないうえ、シャープやフラットに左右されないからです。

ドラムの音符は、基本的に以下の10個の音符を覚えておけば大丈夫です。

ドラムの楽譜の音符を解説している画像 ドラムセットの各名称

どうでしょうか?たったこれだけです。簡単に覚えられそうな気がしませんか?

超簡単に覚える方法はドラム初心者にも分かる「ドラムの音符の読み方」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

補足
ドラムの音符の読み方をマスターすれば、「どこを叩けばいいのか?」は少なくとも理解できるようになります。これこそが、ドラム譜がスラスラ読めるようになる第一歩です。

ドラム譜の読み方2.譜面のリズムを理解する

ドラムの音符の読み方を理解したら、次は譜面のリズムを理解しましょう。

音符の読み方とリズムさえ理解すれば、ドラム譜を見てドラムを叩けるようになります。

譜面のリズムを理解するために最低限押さえておきたいのが小節拍子音符の長さの3つです。

ドラム譜の小節とは?

ドラム譜における小節とは、楽譜の区分のことです。ドラム譜に限った話ではありませんが、楽譜はいくつもの小節が集まってできています。

では、実際にドラム譜を見てみましょう。

以下は、私が適当に作成した8ビートのドラム譜です。縦線で区切られているのが確認できますね。

ドラム譜の小節に印をつけている画像

この区切られた部分が小節です。縦線から縦線までの小節を1小節といいます。

1小節に入る音符の長さは決まっているのですが、これは拍子によって決まります。

ドラム譜の拍子とは?

拍子(拍子記号)とは、1小節内に入れられる音符の数を示している記号のことです。

先ほどのドラム譜をご覧ください。五線譜内に「4/4」という記号が確認できますね(青枠部分)。これが拍子記号です。

ドラム譜のテンポ・拍数を説明している画像

これは「4分の4拍子」と呼び、下の数は音符の種類を表し、上の数は音符の数を表しています。

4分の4拍子とはつまり、 1小節内に4分音符が4つ入るということです。

実際に4分音符を4つ入れてみると、以下のような感じになります。

ドラム譜の拍子を説明する画像
補足
「4分音符って何?」と思うかもしれませんが、とりあえず「4分の4拍子には4分音符が4つ入る」と覚えておけばOKです。

ドラム譜の音符の長さ

ドラム譜の音符には長さがあります。以下でまとめているのが基本的な音符の名称であり、上から順に「音符の長さ」が長くなっています。

基本的な音符

  1. 全音符
  2. 2分音符
  3. 4分音符
  4. 8分音符
  5. 16分音符

このように、一番長いのが全音符で、一番短いのが16分音符ですね。

補足
もちろん、32分音符や64分音符などもあります。しかし、ドラム譜ではそこまで頻繁に出てきません。

それぞれの音符の長さを図にして表すと、以下の通りです。

ドラムの音符の読み方一覧表

最もわかりやすいのが4分音符ですので、4分音符を基準に解説していきます。

補足
実際にメトロノームを鳴らすと、より理解しやすいと思います。可能なら、メトロノームをご用意ください。無料のスマホアプリでもOKです。

4分の4拍子でメトロノームを鳴らすと「ピッ・ピッ・ピッ・ピッ」とクリック音が鳴りますが、この「ピッ」の部分が4分音符の長さです。

ドラム譜の四分音符を説明する画像

次に8分音符です。8分音符は4分音符の半分の長さなので、以下のようになります。4分音符を2つに分ける、とイメージするとわかりやすいと思います。

ドラム譜の8分音符を説明している画像

同様にして、16分音符は8分音符の半分の長さであり、32分音符は16分音符の半分の長さです。

つまり、「〇分音符」の〇の部分の数字が大きくなるほど、音符の長さが短くなるというわけですね。逆に、2分音符や全音符だと、音符の長さが長くなります。

以上を踏まえて、もう一度下記の図を見てみましょう。

ドラムの音符の読み方一覧表

上記の音符はすべて基本的な音符ですので、しっかりとリズムと音の長さを覚えておきましょう。

これさえ押さえておけば、3連符・5連符・7連符などの音符はもちろん、付点を絡めた音符もスムーズに理解できるようになります。

なお、音符のリズムをより深く理解するためには、リズム譜を読むのがおすすめです。

リズム譜とは、簡単に言えば「リズムを理解することに特化した譜面」です。曲の譜面とは違いますが、色々なリズムパターンを理解するために役立ちます。

ドラム譜の読み方3.曲の構成に関する記号の理解

ドラム譜を読むために欠かせないのが、曲の構成に関する記号の理解です。

曲の構成に関する記号とは、小節反復やダル・セーニョ(D.S)、コーダ・マークなどのことです。

これらの記号は、「〇小節を演奏した後は×小節へ戻る」や「〇小節のフレーズを次の小節でも繰り返す」などの場面で使われます。

実際にバンドスコアを見てみると、 当たり前のようにこれらの記号がたくさん出てきます。

しかし、「好きな曲を譜面通りに叩きたい!」という場合は、これらの記号を理解するよりも「音符の読み方」や「音符の長さ・リズム」を理解した方がいいです。

なぜなら、「音符の読み方」と「音符の長さ・リズム」さえ理解していれば、ドラム譜を見ながら叩けるからです。

私がドラム初心者だった時も、これらの記号はきちんと理解できていませんでした。しかし、スコアを見ながら色々な曲をコピーできていました。

好きな曲であれば、バンドスコアを見れば大体分かります。「あ、2番目のサビの次はギターソロだから、あのページの〇小節目に飛べばいいんだな」というような感じで、感覚的に分かるんですよ。

たまに「どこに飛べばいいんだ?」と分からなくなりましたが、各小節を見ていけば簡単に見つけられます。

以上の理由から、「ドラム譜を読めるようになりたい!」という場合は、「音符の読み方」と「音符の長さ・リズム」の理解を優先しましょう。

そのあとに、曲の構成に関する記号を理解していけばOKです。

補足
もちろん、きちんと理解しておくのが一番ですが、少しずつ覚えていった方がいいです。いっぺんに覚えようとすると、挫折しやすくなります。

まとめ

ドラム譜の読み方を3つのステップにまとめて解説しました。

くどいようですが、「ドラム譜を読めるようになりたい!」という場合は、以下の3つのステップを上から順番にこなしていきましょう。

ドラムの楽譜を読むための3つのSTEP

  1. ドラムの音符の読み方を理解する
  2. 4分音符・8分音符、拍子などのリズムを理解する
  3. リピート記号など曲の構成に関わる記号を理解する

しっかり学んでいけば、誰でも必ず読めるようになります。もし、ドラム譜の読み方で分からないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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