【ドラム】タムタムやフロアタムのセッティング。タムの数やタム無しセッティングについて

タムタムのセッティング画像

ドラムのオカズ(フィルイン)に欠かせないのがタムタムです。

タムタムとは、バスドラムの上についている二つの打楽器のことです。以下↓の画像の赤枠部分ですね。

ドラムセットのタムタムの画像

このように、ドラム椅子に座った時、右手にあるのがロー・タムで、左手にあるのがハイ・タムとなります。

ちなみに、ロー・タムの下に位置しているのがフロアタムです。

音楽スタジオにあるドラムセットには、必ずロータムとハイタム、フロアタムが設置されています。

補足
中には例外もあるかもしれませんが、少なくとも今まで私が利用してきた音楽スタジオは、すべてタムタムが設置されていました。

ドラム初心者によくあるのが、バスドラムのセッティングスネアのセッティングにはこだわるのに、タムのセッティングは適当に済ませてしまう…ということです。

確かに、タムタムはバスドラムやスネア、ハイハットなどの3点に比べると、曲中の出番は少ないかもしれません。

しかし、曲中のフィルイン、すなわちドラムの見せ場で大いに活躍してくれるのがタムタムです。

ですので、タムタムのセッティングがきちんとできていないと、きちんとフィルインが叩けなくなる可能性があります。

そうなってしまっては非常にもったいないです。ということで、ここではドラム初心者の方に向けて、タムタムのセッティング方法についてわかりやすく解説していきます。

ドラムセットにおけるタムタムの基本セッティング

ドラムセットにおけるタムタムの基本セッティングは、以下の3つの項目を守っていればとりあえずはOKです。

タムセッティングのPOINT

  1. タムタムのフープをバスドラムに接地させないこと
  2. タムタム同士をくっつけないこと ※離しすぎもNG
  3. タムタムに角度をつけすぎないこと

まず、タムタムのフープとバスドラムは、接地させないように気を付けましょう。

フープとは、タムタムの打面の外枠にある金属の輪っかのことです。スネアドラムにもついているやつですね。

以下のイラストをご覧ください。この緑枠の部分がバスドラムにくっついていなければOKです。

ドラムセットのタムのフープの画像

このイラストでも、タムタムのフープがバスドラムに接触していないのが確認できると思います。

なぜバスドラムにくっつけてはいけないのかというと、お互いに干渉しあって音が汚くなるからです。

同様の理由から、ロー・タムとハイタムもくっつけてセッティングしてはいけません。

かといって、タム同士を離しすぎるとタム回し・フィルインがやりづらくなるので、ギリギリ当たらないくらいの近さを意識しましょう。

具体的には、以下のような感じです↓。私も、タムタムをセッティングするときはこれぐらい近づけています。

 

ドラムセットのタムタムが接触していない画像

最後に、タムをセッティングする際は角度にも気を付けてください。

タムタムはスネアと同様、セッティングするときに自分側に少しだけ傾けます。

補足
ほぼ水平にするセッティングもありますが、一般的には角度をつけます

どれくらい傾ければいいのか?については、「あなた自身が叩きやすい角度」としかお答えできません。

人によって体格も腕の長さも異なるからです。実際にタムを叩いてみて、自分が叩きやすい角度を見つけて写真に撮っておきましょう。

写真にして残しておけば、次にセッティングするときにスムーズにセッティングすることができます。

なお、タムに角度をつける際は、タム同士の高さを合わせるようにしてください。

それぞれのタムの角度が異なっていたり、高さが違っていたりすると、めちゃくちゃ叩きにくくなります。

以上が、ドラムセットにおけるタムタムの基本セッティングです。上記のセッティング方法をベースにして、あなただけに合ったセッティングを見つけていきましょう。

ドラムセットのタムの数が多いこともある?

一般的にドラムセットはツータム(ハイタム・ロータム)で構成されていますが、中にはツータムにミドルタムを加えたセッティングもあります。

また、3タムだけでなく、たくさんのタムをセッティングしているドラマーも少なくありません。いわゆる「要塞ドラムセット」ですね。

その最たる例が、ドラマーなら知らない人はいないテリー・ボジオでしょう。テリー・ボジオは20~30のタムを叩きこなすクレイジーなかっこいいドラマーです。

ちなみに私が一番に尊敬しているドラマー、アキレス・プリースター(aquiles priester)も複数のタムをセッティングしています。

ドラム初心者のうちは、タムの数はそこまで気にする必要はありません。

多くの場合、ツータムで十分に事足りるからです。複数のタムを用いている楽曲でも、ツータムで演奏することは十分に可能です。私もそうしています。

タムが一つのシンプルなワンタムセッティングもおすすめ

通常、ドラムセットにはハイタム・ロータムが設置されていますが、あえてタムを一つ外してセッティングする方法もあります。

いわゆる、ワンタムセッティングですね。

昔のジャズドラマーは、ロータムの位置にライドシンバルをセッティングするのが一般的でした。今でも、ワンタムセッティングというと、このような形になるのが一般的です。

主にジャズで用いられるセッティングですが、ジャンル問わずワンタムセッティングで叩くドラマーもいます。

メタルコアやプログレメタルのドラマー、ルーク・ホランド(Luke Holland)もその一人です(常にワンタムセッティングではありませんが)。

このように、ジャンルに関係なくワンタムセッティングを叩きこなすドラマーもいます。

フロアタムのセッティングは?位置や高さについて

フロアタムのセッティングは、以下の項目を守ってセッティングするのが一般的です。

ドラム初心者さんは、とりあえず下記の項目を守ってセッティングし、自分の好みのセッティングを見つけていきましょう。

フロアタムセッティングのPOINT

  1. スネアと高さを合わせる
  2. 叩くときにライドシンバルの邪魔にならないようにする
  3. 少しだけ自分側に傾ける

とても簡単ですね。

まず、フロアタムの高さですが、これはスネアと同じ高さに合わせます。

スネアと同じ高さにする理由は二つあります。

まず一つは、フィルインの時にリズムキープしやすくするためです。やってみるとわかると思いますが、スネアとフロアタムの高さが違っていると、フィルインのリズムが狂いやすくなります。

 

二つ目の理由は、スネアとフロアタムの音を均一にするためです。スネアとフロアタムは、同時に叩くことが多いので、高さが違うと同じ音量が出しにくくなります。

以上の理由から、フロアタムの高さはスネアと同じ高さということになります。

 

次に、フロアタムの位置ですが、これはライドシンバルが邪魔にならない位置にしましょう。

ドラムセットに座ってみるとわかると思いますが、フロアタムとライドシンバルは、意外と距離が近くなります。

ですので、適切にセッティングしなければ、フィルインの時に邪魔になってしまいます。

これがリズムのヨレにつながる可能性があるので、位置を決めたら適当にタム回しを叩き、フロアタムとライドシンバルの位置を調整してみてください。

 

最後に、フロアタムを自分側に傾けましょう。これは単純な理由です。叩きやすくするためです。

水平にセッティングするドラマーもいますが、スネアと同じく、自分側に傾けると叩きやすくなります。

フロアタムのセッティングは、ぶっちゃけスネアのセッティングに合わせて、という感じで行います。

ですので、フロアタムをセッティングするときは、まずはスネアのセッティングから行うようにしましょう。

ドラムセットのタム無しセッティングはあり?

一般的にドラムセットにはタムタムが設置されていますが、タムタムは簡単に取り外すことができます。

つまり、やろうと思えばタム無しセッティングも可能というわけですが、「タム無しセッティングはアリか?無しか?」と言われれば、「自分が納得できるなら大いにアリ」と言えます。

そもそもドラムのセッティングに常識なんてありません。基本とされているセッティングはありますが、あなたに合ったセッティングであれば、非常識なセッティングでも全然ありです。

補足
もちろん、演奏に支障をきたさないセッティングが前提です

ただ、ドラム初心者の頃は基本となるセッティングから実践してみるのがおすすめです。

タムのセッティングでいえば、ツータムセッティングですね。

まずはツータムで一通り叩いてみて、不要であればワンタムにしてもいいですし、さらに不要ならタム無しセッティングにしてみるのもアリです。

いずれにしても、あなたがやりたい演奏ができれば、ワンタムだろうがタム無しだろうがなんでもOKです。

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