ドラムにダイエット効果は期待しない方がいい。ドラムで痩せることは不可能

ドラムとダイエットのサムネイル画像

ドラムを激しく叩いていると、消費カロリーが凄そう…

ドラムって意外とダイエットになるんじゃないの?

ビートドラムダイエットもあるし、せっかくならドラムをやって痩せよう

あなたはこんな風に考えたことはありませんか?

確かにドラムは他の楽器よりも消費カロリーが高い楽器です。場合によっては、長時間演奏してもバテないスタミナを必要とします。

例えば、高速ツーバスを踏む場合です。高速ツーバスの曲を連続して演奏する場合は、多少の筋力やスタミナが必要なのも事実でしょう。

では実際のところ、ドラムの演奏によってどれほどのダイエット効果に期待が出来るのでしょうか?

ドラムはダイエットにならない。痩せたいなら他のダイエットがおすすめ

結論から言えば、ドラムはダイエットになりません。痩せたい!と思うなら、他のダイエットを選択する方がおすすめです。

ドラムがダイエットにならない理由は以下の通りです。

POINT

  • ドラムの消費カロリーはたかが知れている
  • ドラムは筋トレにならない
  • 上手くなると無意識に「脱力状態」になる

一つずつ、詳しく解説していきます。

ドラムがダイエットにならない理由1.消費カロリー

まず、ドラムがダイエットにならない理由は消費カロリーの少なさにあります。

前提として、ドラムの消費カロリーは演奏するジャンルや奏者の体格によって異なります。

イートスマートさんの消費カロリー診断で、ドラム演奏による消費カロリーを計算することが出来ます。以下は私のデータを入力した結果画面です。

ドラムのダイエット効果の画像

引用:イートスマート「ドラムの消費カロリー」

これによると、私が60分間ドラムを演奏した場合、約207kcalを消費できるようです。しかしこれは、1時間ぶっ続けでドラムを叩いた場合の話です。

個人練習にしてもライブにしても1時間ぶっ続けで叩くということはないので、実際にはもっと消費カロリーは少ないと言えるでしょう。

ちなみに、体重を1kg減らすためには約7200kcalのカロリー消費が必要と言われています。つまり、ドラムダイエットで1kg痩せるためには、

7200÷207=34.78……約35時間

約35時間のドラム演奏が必要というわけです。1日1時間叩くとしても、体重を1kg落とすのに1ヶ月以上かかる計算です。あまりに非効率的な結果ですね。

そもそも、最近は有酸素運動の代表格であるランニングですら、ダイエットでは非効率的であるという見方も増えてきています。

ランニングでは、60分間で約576kcal消費できる計算結果が出ました(私の場合)。

つまり、ドラムの演奏では、ダイエットに非効率的なランニングの半分もカロリー消費できないのです。

だからこそ、ドラムはダイエットにならない!と断言できます。

ドラムがダイエットにならない理由2.筋トレ効果がない

ドラムがダイエットにならない第二の理由は、ドラムの演奏は筋トレ効果がないからです。

確かに、ドラムの演奏では普段使わない筋肉を使います。

例えば、ヒール・ダウン奏法でバスドラムを踏む場合は、日常生活ではあまり使わないスネの筋肉を使います。高速ツーバスを踏むとなると尚更です。

よって、ドラムを演奏することによって、普段使わない筋肉が発達するのは否定できません。

しかしながら、だからと言って基礎代謝の向上に期待が出来るか?と言われれば、「うん」とは言えません。

なぜなら、ドラムの演奏によってつく筋肉はとても小さいからです。そんな小さな筋肉ばかりを鍛えたところで、向上する基礎代謝もたかが知れています。

ドラムをダイエット目的で叩くくらいなら、大胸筋や大腿二頭筋など、筋肉が大きな部位を鍛える方が遥かに効率的です。

ドラムがダイエットにならない理由3.「脱力」

ドラムがダイエットにならない第三の理由は「演奏時の脱力」です。

ドラム初心者の頃は、フォームが安定していないという理由から、無駄な筋肉を使ってしまうのが普通です。

演奏に無駄な筋肉を使っているとはいえ、筋肉を使っているのは紛れもない事実。なので、初心者の頃は少なからず消費カロリーが大きいかもしれません。

しかし、ドラムが上達することによって、演奏中の脱力も上手くなってきます。つまり、余計な筋肉を使わなくなるのです。

そうなると、必然的に消費カロリーも抑えられます。演奏時の脱力はドラマーとしては嬉しいことですが、ダイエッターにとっては嬉しくありません。

「ドラムでダイエットに成功した!」という人は、別の理由で成功した人

仮に「ドラムダイエットに成功した!」という人がいるなら、それは別の理由でダイエットに成功した人です。

例えば、ドラム演奏と併せて、有酸素運動や食事制限を行っていたというケースが考えられます。

理由は先述したように、ドラムのダイエット効果はたかが知れているからです。

1日1時間ドラムを叩いて痩せられるほど、ダイエットは甘くありません。ハードな筋トレダイエットを経験したことがある私だからこそ言えます。

無論、長期的なダイエットとなると話は別かもしれませんが、それでもダイエットに非効率的なのは変わりがありません。

ドラムをダイエット目的で始めるならやめた方がいい

ダイエット目的でドラムを始めるなら、私はおすすめしません。何度も述べている通り、ドラムにダイエット効果は期待できないからです。

ドラムを叩いても痩せない!」となることは目に見えていますし、そうなるとドラムに挫折するのは、もはや時間の問題です。

もちろん、「ダイエット目的でドラムを始めたけど、ドラムって楽しい!」と思える可能性もあります。ダイエットをきっかけにドラムの楽しさに気づいてもらえると、同じドラマーとして私も嬉しいです。

ドラムを始めるきっかけなんて人それぞれですからね。

痩せたいから、モテたいから、バンドにドラムがいなかったから、など、ドラムを始めるときは人それぞれきっかけがあります。私にそれを批判する権利はありません。

ただ、ドラムで痩せられるわけがないのは火を見るよりも明らかなので、あまり期待しない方がいいですよ。痩せたいなら、大胸筋や大腿二頭筋など、大きな筋肉を鍛える方が遥かに効率的です。

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